物流では、速さは分かりやすい価値です。

早く届ける。 リードタイムを短くする。 待ち時間を減らす。

改善の方向として自然に見えます。

でも、速さだけを最大化すれば、それが物流全体の最適になるでしょうか。

早く届けるために、在庫を多く持つ。

余裕のある配送計画を削る。

作業を急ぐ。

人や設備を追加する。

一つの指標だけを見れば改善でも、そのための負担が別の場所へ移っていることがあります。

P.I.Serviceでは、こうした問題をミクロとマクロの両方から見ます。

一つの配送だけなら速い。

でも、全体では待ち時間が増えているかもしれない。

一つの工程だけなら効率的。

でも、その前後で仕事が増えているかもしれない。

だから、最速と最適を同じものとして扱いません。

顧客が求める時間。

品質や安全。

人員。

設備。

在庫。

コスト。

それらを含めて、どの状態が目的に対して合理的なのかを見る。

遅くてよいという話ではありません。

速さが必要なら速くする。

ただし、「もっと速く」を答えにする前に、その速さが何の価値につながっているかを確認する。

早く届ける。

その先で、誰にどんな価値が生まれているのでしょうか。