内部監査というと、「違反を見つける」「不適合を探す」というイメージを持たれることがあります。

もちろん、要求事項に適合しているかの確認は重要です。

しかし、それだけではありません。

ISOのHarmonized Structureでは、内部監査は、組織自身のマネジメントシステム要求や規格要求への適合だけでなく、マネジメントシステムが有効に実施・維持されているかについて情報を得るために行うものとされています。

つまり、「書いてある通りか」だけではなく、「仕組みとして機能しているか」も見る。

P.I.Serviceが内部監査で重視するのもここです。

帳票にチェックがある。

では、その記録は何に使われているか。

教育記録がある。

では、現場で必要な行動ができているか。

手順書がある。

では、実際の仕事と一致しているか。

監査で不適合をたくさん見つけることが成果とは限りません。

問題がなければ、無理に問題を作る必要もありません。

PDCAが適切に回り、仕組みが機能しているなら、それ自体が重要な情報です。

内部監査は、誰かを捕まえるための仕組みではなく、今の仕組みを別の角度から見る機会なのではないでしょうか。