「社長がいなくても回る会社にしたい。」
属人化を減らし、組織として動けるようにする。
重要な方向性です。
ただ、「社長がいなくても止まらない」だけで、自走していると言えるでしょうか。
誰か別の人に依存先が移っただけかもしれません。
仕事は動いていても、結果が人によって大きく違うかもしれません。
判断を避けながら、決められた作業だけが続いている可能性もあります。
P.I.Serviceでは、仕組みが自走しているかを見るとき、単に「人がいなくても止まらない」だけではなく、誰が実施しても、定義された結果へ到達できる状態を重視します。
これを「再現可能な自走」と捉えます。
そのためには、何を達成すべきかが分からなければなりません。
数値で定義できるものは数値化する。
数値化が適さないものは、判断できるところまで明文化する。
そして、その結果が本当に達成されているかを確認する。
必要なら仕組みを直す。
自走とは、放置することではありません。
P.I.Serviceが大切にしているのは、自走させる。しかし、放置しない。
仕組みが動き、結果が確認され、必要に応じて更新される。
その状態までつながって初めて、特定の人から仕事を離す意味が出てきます。
そして、もう一つ問いが残ります。
社長がいなくても回る会社をつくること自体が、最終目的なのでしょうか。
仕組みを自走させることで、経営者や働く人が何へ時間を使えるようになるのか。
そこまで考えると、「自走」はゴールではなく、別の価値を生み出すための手段なのかもしれません。
