「これは見れば分かる。」
長く仕事をしている人ほど、言葉にしなくても判断できることがあります。
音、色、触った感覚、わずかな違和感。
その経験は価値です。
問題は、その人にしか分からない状態のままでよいかということです。
新人が同じ場面に出会ったらどうするのか。
ベテランが休んだらどうするのか。
判断が違ったとき、どちらを正しいとするのか。
ここで、「感覚だから標準化できない」と終わらせてしまうことがあります。
でも、P.I.Serviceでは、数値化できないことと、定義できないことは違うと考えます。
数値にできる部分は数値化する。
難しい部分は、判断条件をできるだけ明文化する。
具体例を示す。 比較できる状態を用意する。 判断後の確認方法を決める。
すべてを数字に変える必要はありません。
目的は、経験を消すことではなく、曖昧さを減らすことです。
そして、長年残っている方法を「古いから」という理由だけで捨てる必要もありません。
優れた技術が残っているなら、残っている理由があります。
見るべきなのは新旧ではなく、その技術がどこまで洗練され、現在も合理的に機能しているかです。
P.I.Serviceでは、この見方を「洗練度」として扱います。
ベテランの感覚をなくすのではなく、その価値を理解し、必要な部分を次の人が扱える形へ変える。
「分かる人がいる」から「仕組みとして分かる」へ。
そこまで進められるものがないかを考えます。
