設備が止まった。

不良が出た。

クレームになった。

その瞬間から問題が始まったように見えることがあります。

でも、実際にはその前から小さな変化があったかもしれません。

いつもと違う音。 少し増えた手直し。 小さなヒヤリ・ハット。 記録値のわずかな変化。 作業者が感じていた違和感。

結果が大きくなった時点で初めて異常と呼んでいるだけで、変化自体はもっと前から始まっていた可能性があります。

だから重要になるのが、現場で得られた情報をどう扱うかです。

記録欄があっても、チェックだけで終わっていれば、小さな変化は残りません。

ヒヤリ・ハットを集めても、共有されず、判断基準も人によって違えば、情報は管理に使えません。

P.I.Serviceでは、必要な情報が記録され、その情報が判断・検証・改善に使われ、必要に応じて記録方法そのものも見直される状態を「生きた帳票」と捉えます。

目的は記録量を増やすことではありません。

むしろ、最小の記録で最大の管理効果を得られる方がよい。

そのためには、何を記録するかだけでなく、その情報を誰が、いつ、どう判断するのかまでつながっている必要があります。

異常が起きた日を探すだけではなく、いつから変化していたのかを見る。

記録は、その問いに答えるために使えるでしょうか。