認証を取得した。

次は更新審査。

その次は再認証。

いつの間にか、「認証を維持すること」が品質部門や事務局の大きな仕事になることがあります。

審査用の資料を作る。

記録を集める。

各部署へ提出を催促する。

不足を埋める。

それが毎年繰り返される。

もちろん、認証を維持するためには規格要求への適合を維持する必要があります。

しかし、マネジメントシステムは本来、認証機関のためだけに動かすものではありません。

ISO自身も、MSSへの認証は必須ではないと説明しています。

だとすれば、認証のためだけに存在する仕事が増えているなら、一度分けて考える余地があります。

これは規格要求なのか。

認証制度上必要なのか。

それとも自社が過去に追加した運用なのか。

P.I.Serviceでは、この三つを混ぜません。

そして、改善活動そのものについても同じように見ます。

改善するたびに帳票、承認、会議が増えているなら、改善によって「経路長」が伸びていないか確認します。

認証を維持する。

そのための仕事が、会社の仕組みを良くしているのか。

それとも認証を維持するためだけに自己増殖しているのか。

認証の価値を守るためにも、分けて考える必要があります。