危険な作業だと知っている。

注意点も教わった。

それでも事故は起こり得ます。

「危険を知っている」ことと、「危険を避けられる状態にある」ことは同じではありません。

危険を理解していても、作業方法そのものに危険が残っているかもしれない。

設備側で対策できるかもしれない。

時間や配置に無理があるかもしれない。

保護具だけに依存しているかもしれない。

だから、安全教育だけですべてを解決しようとしないことが重要です。

厚労省のリスクアセスメントでは、危険性・有害性を特定し、リスクを見積もり、優先順位を付けて低減措置を検討します。

低減措置も、危険な作業の廃止・変更等、工学的対策、管理的対策、個人用保護具という順序で考える構造です。

P.I.Serviceでも、教育不足という結論へすぐ飛びません。

ルールは適切だったか。

作業方法は適切だったか。

教育方法は適切だったか。

実行できる条件だったか。

そこまで確認します。

危険を知っている。

では、その人が危険を避けられる仕組みも用意されているでしょうか。