不具合が見つかった。

でも、その場で直せた。

出荷には間に合った。

結果だけを見れば、大きな問題にならなかったように見えます。

しかし、手直しできたことと、問題がなかったことは同じでしょうか。

なぜ手直しが必要になったのか。

同じことが次も起きる可能性はないか。

手直しできる人がいなければ、どうなっていたか。

ここを見ると、「直せた」という成功の中に別の問題が見えることがあります。

特に、ベテランが毎回うまく修正している場合、その人の技術によって仕組みの弱さが見えなくなることがあります。

現場としては回っている。

数字上も不良になっていない。

でも、修正する人が休んだ瞬間に止まるなら、それは別のリスクです。

P.I.Serviceでは、結果を戻すことと、原因側へ手を入れることを分けて考えます。

まず目の前の問題を処置する。

その後、必要なら、なぜ起きたかを確認する。

対策したなら、本当に有効だったかを見る。

そこで初めて、同じ問題への対応が「修正」から「改善」へ変わります。

手直しできる技術は価値があります。

ただ、その技術が問題を見えなくしていないか。

直せたから終わりではなく、直す必要が生まれたこと自体を情報として扱う。

そこから次の品質管理が始まります。